東北を中心に活動している「伊奈かっぺい」の朗読と「久石譲」の音楽で構成される、やや異色のアルバムである。伊奈かっぺいは青森放送に定年まで勤務しつつ、タレント業・ラジオパーソナリティ・放送作家・CMディレクター・詩人・シンガーソングライターと様々な顔を持っている。東北地方ではもちろん有名であるが、全国区でも知名度のあるローカルタレントという感じだろうか。またイラストも本人の作である。ジャケットの文字やデザインも本人の作。さすが放送局入社当時、美術部に勤務していた人である。多才な人物である。
2014年までに35枚のアルバムを出しているが、このアルバムは3枚目のアルバムであり1980年の作品。それまでは2冊の書籍を出版し、その後、その朗読をレコード化していたようである。今回の3作品目は、まずレコードを先に発表したようである。ちなみに伊奈かっぺいのファーストアルバムの音楽担当は横山菁児。セカンドアルバムはライブ録音のようだ。こちらはCDは今までに何回か再販がされているようである。
全13曲。久石譲30歳の時の作品。久石譲のファーストアルバム「MKWJU」発表の1年前である。
伊奈かっぺい コメント
「久石サン、ステキな音楽をありがとうございました。朗読の声がジャマなような気がします。コロムビアさんにお願いして、カラオケのレコードを出して下さい。絶対、買います！」伊奈かっぺい ’80.10.31（ライナーノーツより）
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「遥かな友へ〜落書きの下書き〜」
作詞：伊奈かっぺい
朗読：伊奈かっぺい
作曲：久石譲
編曲：久石譲
#3「Happy Life」は、作詞作曲編曲：伊奈かっぺい
#7「寒いはで」は、作詞：伊奈かっぺい 作曲：田中耕一
ちなみにこのアルバムはamazonの商品ページにて全曲視聴ができる。下記の視聴画像をクリック。
[1980-J30-SHE2-N05]
