OVA「ロボットカーニバル」1987

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北久保弘之森本晃司が中心となり、8人のクリエーターが「ロボット」をテーマに作成した7本の短編をオムニバス形式で構成した作品。久石譲が20曲、藤田意作が7曲の作曲を担当。久石譲が17曲、武市昌久が3曲、藤田意作が7曲の編曲を担当している。ラピュタの翌年、トトロの前年。久石譲 当時37歳。

音楽スタッフ
レコーディングマネージメント:三宅明夫(ワンダー・シティ)
レコーディング・ミキサー:岡部潔
(ワンダー・ステーション)
アシスタント・ミキサー:荒井英明(ワンダー・ステーション)
シンセサイザー・オペレーター:瀬川英史(ワンダー・シティ)
シンセサイザー・オペレーター:橋本由香利(ワンダー・シティ)
レコーディング・ディレクター:永田守弘


久石譲 コメント
「やあ、すごかった!」久石譲
出来ました!予想どおり、ぬあ〜んと1年もかかって・・・。ハハハハ・・・やあ、すごかったのなんのって、ほとんど集大成してしまった。3月、9月、11月、12月と分散しながら、諸先生方の意見を聞きつつ、なんとか御期待に答えられたのではないかと思う。(ライナーノーツより)


Opening
OVA「ロボットカーニバル」OPENING
監督:大友克洋福島敦子
作曲:久石譲
編曲:久石譲


監督コメント大友克洋福島敦子
音楽は、OPENINGでは、管弦楽っぽいもので、シベリウス作曲の「カレリヤ組曲」、ENDINGは、ラフマニノフの「ピアノコンチェルト」のようなカンジでいこうと。とにかく派手な盛り上がりをみせてくれる曲がいいんだよね。(ライナーノーツより)

久石譲コメント
ティムパニより始まり、さざ波のような弦の音が全体を形成する。オープニング・マーチとして金管の高らかなファンファーレがこだまする。(ライナーノーツより)



ニワトリ男と赤い首
監督:なかむらたかし
作曲:
久石譲
編曲:久石譲


監督 コメントなかむらたかし
音楽のイメージは、映画「トワイライトゾーン」のラストの曲、〝2万フィート〟です。恐怖に陥った人間の心理描写、盛り上がり方が、実にピッタリなんですねぇ。こんな感じの曲があれば、サイコーです。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
なかむら氏の「ニワトリ男と赤い首」は、完全な絵合わせで、1分間の間に、10数ヶ所合わせるなど大変な作業になってしまった(ライナーノーツより)



DE PRIVE
監督:大森英敏
作曲:
久石譲
編曲:久石譲


監督 コメント大森英敏
根底には「Street of fire」のイメージが流れていますねぇ。音楽もやはり「Street of fire」と、〝パワーステーション″の、アップテンポのノリで、エネルギッシュに決めていますっ!!(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
この作品から録音に入った。強力なビートの最も得意とするパターンだ。暴力的サウンドは、僕の前作「α-Bet-City」から始まり、このあと映画「熱海殺人事件」→「Curved Music」→Syoko(東芝EMI)のアルバムへつながっていく。(ライナーノーツより)



残像
監督:梅津泰臣
作曲:
久石譲
編曲:久石譲

監督 コメント梅津泰臣
音楽のイメージとしては、ジョージ=ウィンストンのピアノアルバムや、ジョン=ウィリアムスの映画的抑揚性を希望しました。ピアノや木琴のような、素朴な音で、静寂な雰囲気を大切にした、しっとりしたものを・・・と思っています。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
Pfを主体に、Cm、B♭mのチェンジコードでシンプルに淡々と。メロディがなかなか美しいと自負している。(ライナーノーツより)



明治からくり文明奇譚
監督:北久保弘之
作曲:
久石譲
編曲:久石譲

監督 コメント北久保弘之
音楽の方では、Bassになっている曲として、サディスティック・ミカバンドの、「黒船」というLPの中の一つ、〝よろしくどーぞ、どんたく″。このイメージが、ボクは好きなんですよネ。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
ジンタZTTなみのサンプリング・サウンド大会で、メロディ、サウンド共に納得している。和風を加えた分だけ、ユニークな仕上がりになっている。(ライナーノーツより)



遊園地のペンダント
監督:北爪宏幸
作曲:
久石譲
編曲:武市昌久


監督 コメント
北爪宏幸
音楽の方では、松田聖子さんの、「天使にウィンク」のような、ポップな感じを取り入れられれば・・・と思っています。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
可愛い!昔の松田聖子みたい。アレンジは武市さんにお願いした。(ライナーノーツより)



フランケンの歯車
監督:森本晃司
作曲:
久石譲
編曲:久石譲


監督 コメント
森本晃司
イメージ音楽は、坂本龍一の「B-2 UNIT」のアルバムより、「THE END OF EUROPE」のかんじかなぁ。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
シタールのメロディとーと、エスニックドラムが新鮮な響きを作る。大きなメロディーラインは、近代的なロボットを通して太古に至る、生命の息吹か?(ライナーノーツより)



Ending
OVA「ロボットカーニバル」ENDING
監督:大友克洋福島敦子
作曲:久石譲
編曲:久石譲


監督 コメント
大友克洋福島敦子
音楽は、OPENINGでは、管弦楽っぽいもので、シベリウス作曲の「カレリヤ組曲」、ENDINGは、ラフマニノフの「ピアノコンチェルト」のようなカンジでいこうと。とにかく派手な盛り上がりをみせてくれる曲がいいんだよね。(ライナーノーツより)

久石譲 コメント
エンディングはワルツ。あざとく弦で朗々と奏でる。イージー・リスニングにならないように、格調高く歌い上げる。中間部に、ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルテ」のあの有名な、トリスタンコードをコラージュする。ワカルカナ〜?(ライナーノーツより)


[1987-J37-SGK6-N12]

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